智翔館を
長崎県一、人が育つ会社にする

代表あいさつ

代表メッセージ

私の挑戦

智翔館を「長崎県一、人が育つ会社」にすることです。
仕事だけではなく何事も、人がすべてです。社内では社員の元気とかチャレンジをどんどん引き出していきたい。佐世保・長崎に住み、世界の色々なところに行って、チャレンジする。そういう人材を智翔館の子どもたちから、社員の中から作りたいです。一緒にとんでもないことを語り合う。世界から日本の若者はすごい。日本のお年寄りもすごい。日本の子どももすごいぞ。そう言われるような日本を作りたい。それが私の人生の挑戦です。

そのために最も力を入れていること

長崎県の中小企業の中では一番研修に力を入れている会社だと思います。全国の塾と連携して、お互いの勉強会に参加しています。日本が、時代がどういうことを目指しているかを知り、その為に私達は何をしなければならないか、そういうことを感じ取れる機会がたくさんあります。社員がそういう研修機会で自分のできることを見つけていってくれることが嬉しいです。研修で学んだことを形にして、実践して、成果にすることが大事です。他の会社様や塾様から智翔館の社員のことをお褒めいただくことがとても嬉しいです。

塾にどんなイメージをお持ちですか?

勉強して、試験の点数を上げて、成績を良くするところと思われていませんか?当然そのご期待にお応えするのは当然です。ただ、智翔館はそれだけではありません。「何のために勉強するか」明確にする場所です。それは自分という存在を通じてどんな貢献をするのかを見つけるということです。その力を鍛える場所です。

勉強のやり方は将来の仕事のやり方に繋がっていきます。生徒目線では、「やらされる勉強」、先生目線では「やらせる勉強」ではなく、自らやりたくなる環境を作ることが大切です。そこが塾部門の目標でもあり、そこで働く人にもそうなってほしいです。

仕事では強みを活かして得意なことを引き受けて、苦手なところをチームでカバーする。みんなで成果を作るものです。智翔館の仕事のテーマは非常にシンプルで、「スピード」と「チームワーク」なんです。それは仲間を信じて頼る、信頼するということがベースになります。
一人で何でもできる人はなかなかいません。また、大きなことを成し遂げている人に学んでも、自分だけで成し遂げたという人はいません。自分にない強みを持つ人に頼り、教わり、協力して成し遂げる。仕事で成果を出すこと=協働することです。信頼をベースに最高のチームワークで仕事をする集団にしていきたいです。

郷土を愛し長崎から世界に羽ばたく自立型人間を育成することで地域社会に貢献する

教育コーチングへの思い

私は様々な研修をするために、自分自身を色々なところに行って研修会に参加しています。そんな中でビジネスコーチングと出会いました。ビジネスコーチングを勉強するうちに、これは子供たちへの声掛け、子供たちとの関わりに使えると考え始めました。そして日本青少年育成協会が始めた教育コーチングと出会いました。はじめは、コミュニケーションのテクニックとして受けていましたが、トレーナーとしての研修を重ねていく中で、自分自身を見つめ、内省を深めていきました。そこに単なるコミュニケーションのテクニックとしてだけではなく、自分を見つめ、自分の生き方・在り方を見つめる「きっかけ」として存在すると感じました。智翔館で働くメンバーにも自分の在り方を見つめていってほしくて教育コーチングを取り入れています。自分の在り方が見つかると、まず楽になる。こうでなければ、こうしなければとかではなく、自分はこれをする。これをやりたい。そこから来る行動は、周りの人の幸せにつながるのです。

社員へのリクエスト

智翔館の職員は人間的にとてもいい人たちです。優しい人です。リクエストは、もっともっと成長してほしい。いろんなことが出来るようになることや強みを伸ばすことも成長です。そして集団として磨き合って、集団としてそれぞれの強みを活かしたチーム智翔館にしたいです。それは子供から保護者から卒業生からの期待にみんなの力で何でも応えられる。そういうメンバー、チームになってほしいです。私達のメンバーならなれます。

研修について

智翔館にとって研修はとても大事です。勉強というのは子供たちだけがするものではなく、大人こそ学ぶべきです。例えば講師であれば、特定の教科を教えていたら3,4年すれば誰でもある程度の指導ができるようになります。その先がとても大切だと思っています。 どういった教え方の工夫があるのか、自分の教科だけではなく他の教科と組み合わせたらどんなことが出来るのか、を常に勉強して高めていくことが大切です。

社内研修では教育コーチングに加えて、アクティブラーニングを高めています。今までのインプット中心の授業から、アウトプット中心の授業へ、より深い学びへの進化です。世の中はどんどん変わっています。だからこそ勉強し続ける。一生勉強というのが私達人類のテーマだと思っています。勉強というと、若い人は受験勉強のイメージと思うでしょうが、それだけではありません。社会で活躍するために、自ら興味を持ったことを追求していく人、幾つもの興味を深める人を育てていきたいです。

人材育成の目標

真面目に一生懸命頑張る人が報われるようにしたいです。そして、チームの中で目標に向かって行動するなかで、何かすばらしい成果を成し遂げる人になってほしいです。そのためには、「良いチーム」であることがとても重要です。今は塾部門、小学生・県立中学受検・そろばん、高校生は東進、英会話はプリンス、レック、夢未来など様々な教室があります。しかし、原点は純粋な小中学生の補習塾でした。創業の時に決めていたことは「地元から世界に羽ばたく人材を育てよう」という今の経営理念です。

郷土を愛し長崎から世界に羽ばたく自立型人間を育成することで地域社会に貢献する

この理念、最近「郷土を愛し」を加えました。私達の大好きな郷土を誇りに思ってもらえるような人を育ててたいからです。郷土に誇りを持てるということはその人に人生の重要なバックボーンになります。ご両親やご先祖の次に重要な帰ってくる場所です。その場所を魅力的にしていくことも大切なので、私も社員も様々な地域活動に積極的です。例えば地域のお祭に出店したり、地域の英語振興活動に協力したり、ボランティア活動を支援したりしています。職員がPTAなどの活動をするときは全面的に協力しています。私も地域の民生委員として活動しています。この理念を、言葉として子どもたちに伝えるだけではなく、私達智翔館で働く職員が理念を目指している姿を見せたいと考えるからです。高校受験、大学受験が終われば、努力は終わりという価値観は今の時代、もうありません。社会人でも何かをやろうするときに年齢は全く関係ありません。今までの前提のもとになっている常識は、これから先の5年10年で完全に書き換わります。グローバル社会・ネット社会が進化し、おそらくアジアは隣町の感覚になると思います。そんな中で、「世界に羽ばたきたい」、「地域社会に貢献したい」そういう思いのある人にぜひ智翔館に来てほしい。今の自分に自信がなくても大丈夫です。今の能力は重要ではありません。成長したい人は今は未熟でも大丈夫です。智翔館なら必ず成長することができます。成長したい人を支援していくのが私たちの役割です。

ビジョン

塾部門だけだった当時、なぜ東進を始めたのかというと、これから少子化が進むことがわかっており、新たな戦略を取る必要があったからです。現実に年2%ずつ顧客が減っていくという環境の中で、まず縦に伸ばす新規戦略を取りました。高校生、浪人生という対象年齢を上に伸ばしました。次に県立中学受検、英会話と年齢を下に下げました。さらに、大学生、社会人を対象にするために資格と公務員スクールのレックの運営を始めました。生涯学習とはよく使われる表現ですが、私達の考える生涯学習とは、その人の人生が輝く・人生が変わること。そんな学びを支援していきたいのです。
さて、今の経営方針は、横にラインを増やすことです。現在、発達障害の子が普通の小中学校のクラスに5%ほどいるといわれています。指導する先生方も大変ご苦労されていると聞いています。発達障害で困っているお子さん・保護者。そこを連携してサポートしていく放課後等デイサービス、「チャイルドハート」を開校しました。学校に行ってそこから帰って、家に帰るまでの時間をサポートして、学校に適応できるようになっていきます。また、通信制高等学校のサポート校、夢未来高等学院佐世保校では自分でやりたいことを発見する場所として地域から大変評価していただいています。これらの活動は塾運営の中ではできなかったことです。
また、個別指導「ネクスタ」では、これからも進む少子化の中でも「個別化」対応するものです。このネクスタで昨年、公立高校を受験した全員が合格した結果は特に自慢したいことです。
このようにラインを増やす経営戦略を現在進めています。単なる大学受験、進学のためということではなく、いろいろなルートで自分の夢・目標を目指していく子どもたちを支援するためにラインを増やしていきます。お客様に提供できるサービスを増やし、貢献していきます。私たちのしごとは「教育サービス」です。顧客の成長を支援することが私達の仕事です。その可能性をどんどん広げることでそビジネスも広がっていきます。

教育の仕事の魅力

私は学生当時、実は塾が嫌いでした。塾に行っている子は学校よりも先に勉強をしてズルをしているから頭が良くて当たり前だと思っていたからです。そんな私がなぜこの業界に入ったかと言いますと、高校で同級生だった加納総塾長に誘われたことがきっかけです。当時、アパレルの営業マンをしていましたが、塾を立ち上げて生徒指導をしていく中で180度違う世界であることを感じました。授業料袋を持ってきたお客様がいつも、「子どもが変わりました。ありがとうございます」などと感謝の言葉をおっしゃるんですね。感動しました。「この仕事なんなんだ」と驚きました。以前は商品を販売してお客様に届けると、「買っていただいてありがとうございます。」と言いますよね。それが逆に、授業料をいただいて感謝していただける。こんなに喜んでいただける素敵な仕事があるのだと思いました。喜んでいただけるのは、人の成長というものがとても尊いものだからだと思います。お子様の成長を願わない親はいません。子どもも成長することが大好きです。智翔館は、それが実現する場所でありつづけること、さらに進化し広げていくことを目指しています。

智翔館の価値観

ある到達点があり、そこに達したら良し、届かなかったらダメ。そんなモノサシを私たちは持っていません。例えば進学校に合格したら良し、2番手、3番手に合格したら、2番目、3番目である。という考えではありません。私達が大切にしているものは卒業してその人が何をするか、です。進学校に合格する、東大に合格する、それは素晴らしい努力です。それもOK。そうじゃなくてもOK。人生というのは長いのだから、その先にその子が世界のため、地域のために何をしたのか、人のために何をしたのか、それを私たちは大切にしています。
医師や、弁護士、公務員や海外や一流企業と言われる会社で頑張っている卒業生も多くいます。また起業したり、地元の企業に就職して頑張っている卒業生もたくさんいます。でも、その職に就けたからすごいというわけではありませんよね。その仕事で何をしているのか、卒業してからの成長を創ることが私の考える教育です。私は今の学生の中に、勉強を「させられている感」を感じています。それをいかに取り払うか、それを授業の中で常に考えています。
私達の教育を受け取って、地域で何かやってやろう!という環境を作っていきたいです。これからの教育サービスはそれが柱になっていきます。そんな中でいろんなアイデアを出してもらってたくさんの社長を作りたいと思っています。地域の活性化のためには、そこで生き生きと働いて生活する環境作りが大切です。だから、自分自身のアイデアで新しい事業・部門を立ち上げて、そこの社長になって、発展させて、また雇用を増やす、そういう人を育てていきたいのです。うちで今やっている、エデュバイトもその一つ。アルバイトをしながら自分を成長させる。将来やりたいことを見つけていく。何か見つけた時にできる自分を作っていく。興味がある人がいたら学生のうちからどんどんそういったものを体験してみてください。社会人の方もいいですよ。智翔館ってどんなところか遠慮なく体験してください。長崎・佐世保に戻ってきたいが、どんな企業がいいかわからないという方でも智翔館で働きながら見つけていってもいいと思います。自分の会社(智翔館)だけが発展しようと考えていません。戻ってきていろんなところで活躍してもらうことが地域貢献であり、そのきっかけになる存在でありたいと考えています。

未来の社員へメッセージ

挑戦していきたいし、そういう人が育つ会社にしていきたい。智翔館に必要な人は、挑戦する人、成長したい人です。まだまだ未熟だったり、できないことがある人なんて大歓迎!そういうまだまだ伸びるところがある人に来てほしい。現に今も、そんなメンバーが成長して新しい強みを発見し、チームで活躍しています。そういう人が研修や教育という日々感動のある仕事を通じて成長する。色々なことにチャレンジして失敗も成功も経験して成長する。智翔館はそんな会社です。

人は色んな形をしています。智翔館では良いところ・悪いところという言い方はしません。人はそれぞれ個性があり、足したり引いたりしなくて良い存在です。それぞれが個として成り立ってます。「こうなりたい、ああなりたい。」が原動力です。「普通の人」とはどんな人でしょうか。私は人は「普通」と一括りできない存在だと考えます。こうなりたい、ああなりたい、を発見した人は皆「面白い人」になります。それを発見することは教育そのものです。諦めたり、環境や他人のせいにする人生はもったいないですよね。人生は創っていくものです。自分が満足できる人生が良い人生ですよね。それでは満足できる人生って?勉強で言えば全員が東大に行くことが幸せでしょうか。全員が医者になることが必要?九州だったら絶対九大!・・そんな必要はないですよね。大事なことは「成長することそのものが、人生の満足を創る」ということです。志望校に進学することだけでそうなるとは限りません。その先が大切です。その先で、学びと経験、出会いを通じて成長することが大切です。そうやって自分の翼を広げて社会に羽ばたいていきます。私達の仕事も同じです。その場所で感動して成長して自分の仕事が高まっていく。それが自分の満足する人生を創ることだと思います。智翔館はそういうことが出来る会社です。どんと安心して飛び込んできてください。

平成30年2月25日

代表取締役社長 直江弘明